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胃を目指して💨💨💨
カメラは少しづつ進みます。まだ特に吐きそうにもならない。
「はい、一回ゴックンして、はい、もう一回!」
なんだか少し硬い物を飲み込む感覚があったけど、 オェーッ!とか一切無し。「この V字型のが声帯ね」ホウーッ、これが私の声帯ですかぁ?テレビや雑誌で他人のは見た事があるけど、自分のはねっ!って観察する間もなくカメラは進みます。
食道から胃の入り口、胃の中をぐるりぐるり。
胃の出口を過ぎ、十二指腸へ。
先生はその都度場所の説明をし、カメラで撮影していきます。
カメラを戻しながら、胃の一部が膨らんでいる所で止めて、「これは裏側にある腸の中のガスで押されてるので大丈夫ですよ」
十二指腸から胃へ食道へ、戻りながらもぐるりぐるり、行きと同じ位の時間をかけて、カメラは私の中から、鼻の穴へ
最後は ジュルッ!って感じで鼻の穴から出てきました!
絶妙のタイミングで、それ迄、私の足元に居た看護師さんが ティッシュを私の手にサッと手渡し、私も又それを瞬間的に左の鼻の穴へ‼何度も練習した、リレーのバトンタッチみたいな見事な連携で、私は鼻から、液体?を垂らす事なく終わりました😆打ち合せも、何の説明も無しでですよ(*_*)
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