序章

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「昔々、この世界には神様が棲んでいました。 ある時、神様は人々に奇跡の力を授けました。 その名はギフト。神の贈り物。 神の加護を受けた豊かな世界で 人々は平和に暮らしました。 そんな平和な世界でも、人の欲望は消せなかったのです。 大きくなった欲望は争いを生み、次第に世界は荒れ果て―― やがて、破壊と絶望の神を生まれたのです。 邪神と呼ばれし神の降臨。 邪神はカルデアの全てを壊していきました。 空も、大地も、人間さえも。 神の加護を失った世界には、絶望しかありませんでした。 しかし、神様は私達に小さな希望を授けました。 神に愛されし“賢者”と呼ばれる人間が現れたのです――」
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