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俺は青く広い
空を眺めてた
そして静かに
目を閉じる
なぜだか
横に誰かいる
気配がした
俺はすぐさま
目を開けて
横を見る
すると
「由佳…」
「えへへ、あたしも授業さぼる」
そこにいたのは
由佳だった
「そ、勝手にすれば」
俺はわざと
冷たくあしらう
「ねぇ実」
由佳は空を
見上げながら
俺に問いかける
「実は…好きな人いないの?」
あまりにも唐突な
質問に俺は戸惑う
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