①オランダ女王説

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二つ目の理由は、カルメルさんの相方であるティアマトーの由来が関係します。 ティアマトーは、古代バビロニア神話の女神で、全ての神々を生み出した地母神のティアマトーからきています。 その名は「苦い水」(塩水)を意味し、伴侶である神アプスーは「甘い水」(淡水)を意味します。 ティアマトは息子のエアの息子、マルドゥクに引き裂かれ、半分は天になり、半分は地になり、乳房は山、眼はチグリス、ユーフラテス川になったと伝えられています。 これを見てやけに「水」が関係してるな、と思いました。 水といえば、オランダは地面が低いせいで、水害が多く、湿気も高いと聞いたことがあります。 これはものすごく安易な考え方ですが、水が関係してるから、オランダも関係してるのかなと。 でも、あながち間違ってはいないかもしれません。 オランダに多く見られる風車は、揚水(水を低い所から高い所にあげること。水を汲み出さないとオランダは土地が低いから沈んじゃう)に使われているので、こういう柔軟な発送も由来に関係するかもしれません。 まとめると ・ティアマトーとオランダは水繋がりで関係があり、名前の由来の一因になりうる。 ということです。 (ティアマトーについては、別の章で説明します)
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