①オランダ女王説

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まず気になった点は、オランダの女王であるということです。 作品中でもヴィルヘルミナの好物がオランダの郷土料理であったり、ティアマトーの「姫」発言、宮廷恋歌や賛美歌を歌える(これも大きな理由であるので後で説明)という無駄に中世ヨーロッパを考えさせるような表現があります。(これはドイツ国王妃説にも言える) 極めつけは、『大戦』の場所がドイツのハルツ山脈であること。(これもドイツ国王妃説にも言える) あれほどヴィルヘルミナの名をしらしめた戦の場所にドイツを選んだということは、少なからずヨーロッパ 特にドイツ、フランス、オランダ、イギリ スが名前の由来に関わっているのは間違いないということです。 ここまででほとんどのことがオランダ女王説、ドイツ国王妃説のどちらにもいえるのですが、ヴ ィルヘルミナの名前の由来がヨーロッパに関係するものだという認識を持ってもらえれば十分です。
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