依頼主No.2【詐欺師編】

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 この様な経緯から始まった今回の依頼。そこで誠はタ~ゲットである結城晶子を泰二に尾行させる。     しかし浮気以前に、晶子は男性と会う事すら無かった。昼間に外出しても、行き先は全てス~パ~やコンビニである。     晶子は買い物以外の用事で外出などする事は無かったのだ。     泰二が尾行を開始して5日。その間に何も不審点が無い以上、晶子に浮気の事実など無い可能性が強まる。     更に、翔太の発言や行動から予測するに、晶子が浮気をしていると思い込んでる可能性も強まる。     しかし、短期間の調査結果で浮気の事実は無しとしてしまうには、翔太に申し訳無いと思う誠は、もう少し調査をする様、泰二に指示を出す。     その結果、泰二はもう少しだけ浮気調査を継続する事となったのだ。     誠の指示を受けた泰二は、今までの5日間と同様、晶子の家の前に車を停車させると、再び張り込みを開始したのであった。   
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