氷見の海から

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普段は夜の灯りに飛んできたりするものだが、日陰であれば昼間でも地表をうろついていたりする。土を掘る前脚の力は意外に強く、握った拳の中から這い出ようとする時、簡単に指を開かれてしまう。指の間ならいいが、関節の間をこじあけようとされた場合、囓られたと錯覚する程驚く。