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?『あっあの……陽って子は
わかりゃないけどー…小さい
男の子ならあっちにいたよ?』
ボソボソッと小さい声でいった
俺はただただ驚いた
まさか話かけて
くるなんてー…
俺はそのことにただ
嬉しくて女の子に向かって微笑んだ
『有難うー…』
俺はそういうと
女の子が言った方向に歩き出した
ガサッ
ガサガサッッー…
背後から聞こえる草の音
俺はあゆみをとめて
後ろに振り返った
するとパチッと
目があってしまった
目があったのは
さっきの女の子
女の子はあわてて
草むらに隠れてしまった
俺はたまたま行く所が
同じだったんだと勝手に
解決するとまた歩きだした
ここらへんかなー…?
そういって周りを
キョロキョロする
ガサッ…ガサガサッ……
『……………』
最初に目があった時から
もうすでに5分もたっていた
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