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俺の職業は妖怪退治屋
なのになんで妖怪が
こんなとこにいるのか?
特にそんなたいした
理由なんてない
ただこいつが勝手に
付いてきただけの話
俺は悪い妖怪
しか退治はしない
まぁ結論を言うと
妖怪の中には一部だが
良い奴がいる…
ただそれだけの話だ。
ザプッ…
小さな音を立て
ギシギシと鳴りながら
俺は井戸の水をくんだ
水をくむとパシャっと
音をたて顔を洗った
ヒンヤリとした水の温度が
まだぼーっとしていた俺の
頭を覚醒させてくれた
陽『おい!僕も顔を洗う!』
そういって身長が100センチ
以下の陽がピョコピョコ飛んで俺に言った
ハァ…とため息を吐くと
しゃあねぇなと言いながら
陽を抱きかかえた
すると陽は俺に抱きかかえ
られながら顔を洗った
陽の容姿はパッと見は3才
くらいの子供だ
まぁ陽が言うには
これでも10才だそうだ
耳は人間の耳を伸ばした感じ
そして舌は長く目はくりくり
お尻からはふさふさの
尻尾がゆらゆらと揺れている
髪はくせのある茶色
まぁ見た目は可愛いらしい奴だ
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