7人が本棚に入れています
本棚に追加
~スーパー~
次の日曜日、私は玖珠先輩に手作りのチョコをあげようと、材料を買いにスーパーに来ました。私が、必要なものを探していると、偶然玖珠先輩に出会いました。
「あれ?たしか昨日の・・・」
私に気付いた玖珠先輩は、私に話しかけてくれました。私は、突然のことに緊張して黙ってしまいました。その様子を見て、玖珠先輩は言いました。
「名前は?」
「あ、えっと・・・。伊々田美裕です・・・」
私は、勇気を振り絞って言いました。玖珠先輩は笑顔で言いました。
「伊々田さんか。なんか縁がありそうだね!」
「そ、そうですね・・・」
私は恥ずかしさから、その場から逃げたかったです。
「俺は、玖珠広大。2年だよ!伊々田さんは?」
玖珠先輩は明るく言いました。
「い、1年です。」
私は、緊張して言いました。
「そっか!また会えるといいね!」
玖珠先輩は笑顔でそう言うと、その場を去っていきました。私は、玖珠先輩と話せた喜びを感じつつ材料を買って家へと帰りました。
最初のコメントを投稿しよう!