般若との出会い

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「ふーっ、ふーっ。はあ、はあ。」 熱い吐息が耳へとかかる。 その熱い吐息と同じくらい熱い体温が布越しから伝わってくる。 熱は身体をなぞるように衣服の上を滑り下へと落ちる。 それは優しく戸惑いをみせながら、時折大胆に力強さをみせながら。 「ちょっとあんた何してるのよ!?」 …それが彼女との出会いでした。
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