*灰かぶりと変態兎*

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ヘンゼル 「スペードクラスの皆様こんにちは!!ヘンゼルちゃん、今日も登場☆」 キラーン☆とポーズを決めるヘンゼルの後ろからひょこっと現れる女の子。 ヘンゼルこと菓葉 カホ。 グレーテルの妹でもあります。 後ろから現れる女の子、人魚姫こと無水 月歌。 彼女は一年生にして、ハートクラスのトップにたたれている御方であります。 人魚姫 「あ、あの…赤花先輩はいらっしゃいますか??」 顔を真っ赤にしながら小さな声で話される月歌。 赤ずきん 「月歌さん、こんにちは。遠足の件、大丈夫でしたか~??」 人魚姫 「は、はいっ!!校長先生の了解も取れましたので、大丈夫です」 ほっとしたように胸を撫でおろし、騒いでる皆様に話しかけました。 赤ずきん 「皆さん、聞いてください~。麻李さんと時さんの為に素敵なお話がございます。」 赤花の言葉に皆が静がになられました。 麻李と白牙は頭に?を浮かべながら赤ずきんに問いかけ始めました。 シンデレラ 「変態兎が退学とか??やっぱりね、日頃から女の子に変態ワードを言いまくってたし!!」 白兎 「ふざけんなっ!!それは猫だろっ。俺は巨乳の女の子にしか興味がないからな!!」 チャシャ猫 「何で俺なんだよ!!てめぇ殴られてぇのか!!あぁ!?」 白牙に飛びかかろうとする聖の襟を掴み、阻止する雪林。 いつもの事で慣れておりました。 ピノキオ 「人の話しを聞かないんですか、先輩方は。…早く説明させてください」 めんどくさそうにスペードクラスを見つめるこの子…ピノキオこと千木 草。 草の前にどどーん!!と仁王立ちする元気いっぱいのカホがおりました。 ヘンゼル 「冷血眼鏡はほっといてっ、説明しちゃいまーす!!2人の為に用意したのは…『秋だ!!紅葉だ!!遠足に行って仲良くなっちゃうぞ☆大作戦!!』」 またまたキラーン☆と決める妹を見て恥ずかしくなったのか、ユウはカホを自分の隣に座らせました。 ユウ 「…森野、詳しく説明してくれ。俺様にもわかるようにだ」 赤ずきん 「かしこまりました~。皆様には明後日遠足に出掛けてもらいたいと思います。」 赤ずきん説明と笑みに一同は納得せざる負えなかったのでありました。
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