偶然はあるのか

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「いきなり何する気よ」 「俺が何かした言い方じゃないか」 今、二人はセルベの背に乗って口論していた・・・・ 「もう、いいわ」 「気にしなくなったんだお早いこと」 二人の間に沈黙が続いた。 この空気が絶えられなく破ったのはルアクだった。 「あーー!!!、重い!!重過ぎる。辛い」 「黙っていればいいものの」 ため息混じりで言った。 「俺はこういうのは無理なんだよ」 「元気なこと」 「さぁ、もうすっぐかな~」 と言いつつも、もう着いていた。 「じゃセルベ森の中のどこかに降ろしてくれ」 セルベは解ったのか鳴き下へ下りていった。
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