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私はびっくりして目をパチクリと見開いて女の人を見た。
此処、最上階の所なのにどうやって入って来たのだろうか・・・・・っと考え込んでいたら動いた。
「イッテーまぁいいか城に入れた事だ・・・・し・・・・」
沈黙が流れる。
この人まっ・・・まさかだと思うけど・・・・
と思っていると沈黙を破ったのは女の人だった。
「ところでさ、アンタ此処の姫さんかい?」
リフィアン少し黙り込み頷いた。
「へー、そういやーさアンタ名前は?俺はルアクだ!」
笑顔で言って来た。
「・・・リフィアン。ねぇまさかだと思うけど貴方、男の人?」
少し驚いた後喋りだした。
「珍しい人もいるもんなんだなー俺さ少し髪が長いからって女に間違えられるんだよ。参るよな」
ヘラヘラしながら言った。
リフィアンは"変わっているけど悪い人ではなさそう"と思うと可笑しくて笑ってしまった。
「あっ!笑った。」
「笑わないとでも?」
「いや、アンタさ何処の者なのかわかんねーのに飲み込みが早いな。女なら普通叫ぶはずだか・・・・・・」
彼女を見ると悲しい顔をしながら微笑んでいた。
「全て受け入れてしまおうと決めたからなの」
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