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「嘘・嘘・嘘・嘘・うそ・ウソ……私を一人に……ないで……」
彼女は、何かにすがる勢いで俺ではない誰かに言っていた…
だけど、今救えるのはここにいる俺だけ…
しかし俺にはそんなことする価値はあるのだろうか?昨日彼女にフラれて、今目の前の彼女を救える価値が……
バッ
気がついたら俺は彼女を抱き締めていた……
価値とかそんなものじゃあない!
最初から価値なんてあるわけがないんだ!!
「大丈夫だ!君は一人ではない!俺がいる!嫌と言ってもいるぞ!」
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