二章 黄巾の乱

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春蘭という女性は少年の方を向かずにそう言い、華琳という少女に行って来ます!と、言ったあと馬に跨り、秋蘭という女性は、やれやれといった具合に肩を下げ、少年と華琳という少女に顔を向けてから軽く会釈をして馬に跨った。 カズト「気を付けて。」 それから少年は、華琳という少女、ネコ耳の帽子を被った少女と一緒に二人を見送る。 ?「では華琳さま、私たちも行きましょう。こ~んな全身性器男なんて無視して♪」 カズト「なっ!?いつ!誰が!全身性器になった!!このちびぺタネコ耳女が!!」 ?「やめて近寄らないで話しかけないで!妊娠しちゃうじゃない!!」 急に罵り合いを始めた二人を華琳という少女が止めに入った。 カリン「やめなさい二人とも。ここは戦場なのよ。桂花は罰として今夜私の閨(ネヤ)に来なさい。」 ケイファ「っ!分かりました華琳さま♪」 桂花というネコ耳の帽子を被った少女は、その罰を聞くと頬を赤くして答えると、少年を無視して華琳という名の少女と一緒に本陣を指揮するべく歩き出し、一刀という少年はそんな二人を苦笑しながら追いかけるのであった。 ―――――――――――――― 一方そのころ光樹は、桃香、雛里と共に、狭間へと入り後退してくる愛紗に鈴々、朱里を今か、今かと待ちわびていたのだった。
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