第2話*

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男は、立ち上がると、部屋を出ていった。 私は呆然とし、男が出ていったドアに視線を向け、恐怖からくる手足の痺れに動けないでいた。 菜「…何で……あの人は誰?」 話の内容が掴めてこない。私が″監禁″されているという意外に… あの男は何が目的なのか。なぜ私何かが監禁されているのか。今、何時なのか。学校はどうしたのか。 疑問が多すぎる。 出れないと思うと異常なほどの寒気と鳥肌に襲われた。 妹はどうしているか。 ツゥーっと涙が頬を伝う。 ふと、今日あった出来事を振り返ってみた。
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