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1年2組に着くと、私は教室の中を覗いた。
まだ結構、人は残っていた。
その中に海もいて、女の子四人と仲良さそうに話していた。
菜「海ー!帰ろっ?」
私は楽しそうなのに悪いかなと思ったけど早く帰りたかったので話しかけた。
海「あっ!お姉ちゃん!今日委員会の仕事入っちゃって一緒に帰れないの…ごめんね…お姉ちゃん…一緒に帰りたいけど……」
海は少し他人の事に気を遣いすぎるところがあって自分を責めすぎる。
優しさが良いところだけど!
菜「いいよ!気にしすぎ!一人で帰れるから気にしないで!」
海「うん!ありがとう!気を付けて帰ってね。」
その言葉を聞くと、私は教室から出て校門まで歩いた。
今、思うとこの時、悪夢は始まったんだ。
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