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「………ばな」
何か声が聞こえるが気のせいか‥
「おいっ!橘!!」
僕はその声で飛び起きた。
‥いつの間にか自分でも気づかず寝ていたのか。
「やっと起きたか!
…てか、それより廊下出てみろ!!」
梅原がやけに慌ただしく言ってきた。
「何でだよ?‥それに今授業中だろ?」
「ばかっ!もう授業はとっくに終わってる
いいから来いって!」
僕は梅原に無理やり引っ張られた。
「お、おいっ!」
まさか授業がもう終わってたなんて…
全然、気づかなかったな。
そんな事を考えながら梅原に連れられ廊下に出た。
「あれ見てみろよ」
梅原が指さした方を見てみるとそこには森島先輩ともう1人誰か女の先輩が居た。
「何で森島先輩が‥?」
僕は驚きながら先輩達を見ていた。
「なっ?驚いただろ!
それにしても誰か探してるみたいだよな」
確かに先輩達は誰かを探しているようだった。
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