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「‥本当に2年生の子だったの?」
森島先輩の隣にいる先輩が言った。
「う~ん、多分?」
森島先輩は首を傾げながら言った。
「‥まったく」
もう1人の先輩は小さくため息を吐いた。
それから森島先輩達は僕達の所に来た。
「おっ!俺らの所に来たぞ」
梅原は嬉しそうに言った。
「ちょっと君達に聞きたい事があるんだけどいいかな?」
その時、森島先輩の隣にいた先輩が僕達に話しかけてきた。
「はい!!何ですか?」
梅原は一人興奮ぎみに聞き返した。
「‥実はさっき屋上ではるかと話した子を探してるんだけど君達知らない?」
森島先輩は隣で苦笑いをしている。
「いや、俺じゃありませんけど…橘はどうだ?」
「…それって……」
‥まさか僕の事じゃないか?
「‥多分、僕だと思います」
「本当に?」
森島先輩の隣にいる先輩が聞いてきた。
「はい」
「はるか、この子なの?」
森島先輩は僕の事をまじまじと見つめた後に微笑みながら頷いた。
「思い出した!そう!この子だった」
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