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「にぃに~朝だよ!」
「………」
「にぃに~?入るよ?」
誰かが部屋に入って来た‥。
「‥あれ?居ないの~?」
「………」
「もしかして…」
そして押し入れを開けると1人の男が居た
「やっぱり此処に居た!」
「‥何だよ?朝からうるさいな…」
この男の名前は橘 純一。
勉強は普通でスポーツも普通。
後は少々エロい普通の高校2年生だ。
「何だじゃないよ!早く学校に行く用意しないと遅刻になっちゃうよ?」
この女の子は橘 美也。
純一の妹で少し天然でお子様体型を気にしている。
純一の事は家ではにぃにと呼び学校ではお兄ちゃんと呼んでいる。
意外にしっかり者な高校1年生。
ちなみに自分の事はみゃーと言う。
「‥まだ時間あるじゃないか。
僕のプラネタリウム鑑賞を邪魔しないでくれ」
そう言うと純一は押し入れのドアを閉めようとした。
「何がプラネタリウム鑑賞よ!
ただ自分で絵を書いて貼っただけでしょ」
そう言って美也は押し入れのドアを掴んだ。
「……っ。別にいいだろ?」
「まぁ、いいけど!
でも久しぶりにみゃーも入りたい」
「駄目だ!」
「いいじゃ~ん!」
僕は頑なに拒否した。
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