1 出会い

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「そういえば美也と登校するのも久しぶりだな~」 僕は歩きながら呟いた。 「だって、いつもにぃにが置いてくからでしょ!!」 美也がしかめっ面で言った。 「そうだったけ?」 僕はあまり覚えていなかった。 「そうだよ!‥まったく」 「…あっ!」 「どうした?」 突然、美也が叫び出した。 「この、お花綺麗~!!」 そう言って美也は道の端に咲いてる花を眺め始めた。 「あんまり見過ぎてると遅刻するぞ?」 「大丈夫だよ!」 そう言って美也はまた花を眺め始めた。
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