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「そういえば美也と登校するのも久しぶりだな~」
僕は歩きながら呟いた。
「だって、いつもにぃにが置いてくからでしょ!!」
美也がしかめっ面で言った。
「そうだったけ?」
僕はあまり覚えていなかった。
「そうだよ!‥まったく」
「…あっ!」
「どうした?」
突然、美也が叫び出した。
「この、お花綺麗~!!」
そう言って美也は道の端に咲いてる花を眺め始めた。
「あんまり見過ぎてると遅刻するぞ?」
「大丈夫だよ!」
そう言って美也はまた花を眺め始めた。
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