1 出会い

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「分かった」 僕も席に着いた。 それから授業を受けた。 「さて、屋上に行くか!」 今は昼休みで梅原との約束で屋上に向かった。 「…あれ?まだ梅原の奴来てないのか?」 屋上に着き辺りを見回すが梅原の姿はない。 …しょうがない 待つしかないな‥。 それから待つ事数分。 「…まだ来ないのか?」 そう思ってた時、ドアが開いた。 「おい、遅いぞ! いつまで待たせる気だよ」 僕は梅原だと思い少し怒鳴って言った。 「遅れてごめんなさい‥ でも、そんな怒鳴らなくても…」 その人は梅原ではなかった。 …………何で森島先輩が? 「…えっ?」 僕は訳が分からなかった。 なぜ森島先輩が屋上にいるんだ? …何がどうなってるんだ‥ 「待たせたのは本当に悪いと思ってるけど…怒鳴らなくても……」 森島先輩は俯きながら小さく呟いた。
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