1 出会い

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「あっ、いや…その‥ 怒鳴ってすいません、先輩」 僕はとりあえず謝った。 「うん!じゃあ許してあげる」 森島先輩はにっこりと微笑んで言った。 「あ、ありがとうございます‥ …それで先輩は何で屋上に?」 「ん?‥そういえば何で来たんだろ?」 森島先輩は首を傾げながら考え始めた。 「…え?もしかして…忘れたとか?」 「う~ん、…忘れちゃった;」 先輩は苦笑いを浮かべ言った。 「あはは…。誰かと待ち合わせしてたとか?」 とりあえず勘で言ってみた。 「待ち合わせ?‥う~ん ……そうだ!思い出した!」 「本当ですか!?」 「うん!君に呼ばれたんだ」 「……えっ!?」 僕は呼んだ覚えないぞ? ‥どういうことなんだ? 「えーと…情熱的なお手紙ありがとう! 凄く嬉しかった‥ だけど君とはお付き合い出来ません! ‥ごめんね?」 先輩が言い終わったと同時にチャイムが鳴った。
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