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「あっ、いや…その‥
怒鳴ってすいません、先輩」
僕はとりあえず謝った。
「うん!じゃあ許してあげる」
森島先輩はにっこりと微笑んで言った。
「あ、ありがとうございます‥
…それで先輩は何で屋上に?」
「ん?‥そういえば何で来たんだろ?」
森島先輩は首を傾げながら考え始めた。
「…え?もしかして…忘れたとか?」
「う~ん、…忘れちゃった;」
先輩は苦笑いを浮かべ言った。
「あはは…。誰かと待ち合わせしてたとか?」
とりあえず勘で言ってみた。
「待ち合わせ?‥う~ん
……そうだ!思い出した!」
「本当ですか!?」
「うん!君に呼ばれたんだ」
「……えっ!?」
僕は呼んだ覚えないぞ?
‥どういうことなんだ?
「えーと…情熱的なお手紙ありがとう!
凄く嬉しかった‥
だけど君とはお付き合い出来ません!
‥ごめんね?」
先輩が言い終わったと同時にチャイムが鳴った。
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