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‥‥‥‥目覚めた彼女と目が合った。
彼女の瞳はサファイアのように蒼く‥‥‥‥‥それは見るもの全てを吸い込むモノだった‥‥‥
(やっぱ綺麗だな‥)
「‥‥‥‥‥あの‥‥‥‥」
「?」
目覚めた彼女を見詰めていた俺より先に、彼女が口を開いた‥‥‥
「あの‥‥‥ありがとうございます‥‥助けて頂いて‥‥‥」
「え‥‥‥?ああ、良いよ‥別に‥‥‥」
いきなりの謝礼のためちゃんと返せなかった‥‥‥
「良かったです‥‥‥救急車とか呼ばれなくて。」
「な、なんで呼んでほしくなかったんだ?」
「えっと‥‥‥色々と面倒な事になるし‥‥倒れたけど、そんなに危なくなかったから‥‥‥」
「そうか‥‥‥」
えーーー。
じゃあ助けなくてもよかったんじゃ‥‥‥‥
いや‥でもあのままにするのは危ないか‥‥別の意味で‥‥‥
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