出会い

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『‥‥‥で、そして‥‥‥‥であるからして‥‥‥』 俺は大嫌いな国語の授業(好きな科目は無いが)を窓の外を眺めることで聞き流していた。 「れいじ‥‥‥オイ‥レイジ‥‥‥‥礼治って!」 「‥‥‥何だよ?俺は今忙しいんだよ‥‥‥」 「テスト期間中の授業を平然と聞き流す奴が忙しいわけあるかよ!」 してほしくも無かったツッコミをして来やがったコイツは、俺の唯一と言っても過言ではない友達の‥‥‥ 「双葉 敬(フタバ ケイ)だぜ!」 「いや‥知ってるけど?何故に今更自己紹介?」 「ばっか!読者様へ、だよ!?」 ‥‥‥先程コイツが唯一の友達と言ったが、別に友達が他に居ないわけではない。 話‥‥いや、うまが合うと言うのか? 無心な俺でも話していて楽しいと思った事のある奴と言う事だ。
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