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小川は青くせせらぎ
風は線を引き吹き抜け
葉は緑に揺れる
あなたは目をあけ戻ってきた
小鳥がわたしに黄色く問いかける
あなたたちはなぜ聴くの？
あなたには色がなく小鳥に答えられなかった
わたしは小屋を出て森を歩いた
落ち葉や枝が茶色く潰れ
森が七色にざわめく
あなたはモノクロな手で木の実を赤くもいで食べた
その時わたしは猿に出会った
猿は問いかける
なぜあなたは色を観ないの？
わたしは猿に赤く語った
あなたのように観ることだけに生きてこなかったから
あなたの心は赤く鼓動を始めた
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