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「依存の朝」
陶然たる心地に
ゆっくり息を吐いて
こんな明日を見せてくれた
あなたに感謝したくなった
気持ちも、景色も、
一つ一つの全てが
紛れもない私から
生まれたものだというのに
なぜかそこにはちっとも
価値を見いだせない
それでもなんら罪はないし
なんの支障もなく
私が笑っていられることを
教えてくれたのも
あなただった
空を眺めて
繋げない左手を伸ばすよ
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