第3小節

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「ねぇ、ヒマワリ どしたの?」 「えっ!? どうもしないよ」 「嘘、朝からずっと恐い顔してるよ」 「ん… 昨日ね、塾の帰りに駅前を通ったらさ 歌を歌ってる人がいたの――」 「もしかして惚れた!!!」 「そんなんじゃないよ!! ……けど、歌には惚れたかな?」 「どんな歌だったの? すんごい純愛のバラードとか?」 「ううん違うの ただ、自分の中の言葉を、乱雑に選んで、音を付けただけって……そんな歌」
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