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『ねぇ、なんで君は、そんな事知っているの?何で僕に教えてくれるの? それに君は、誰なの?』
『何で僕がこんな事知っていて、君に教えるかって言うと、2年前僕の兄貴がその夢をみた。信じなかった兄貴は、一週間後に、死んだ。君に教える理由は、ただ一つ。そいつを見つけて、一言言いたい事が有るだけ。少しでも探す手間を省くためさ。 ちなみに、僕の名前は、伊東 紅葉(イトウ モミジ)だよ。』
僕は、硬直した。バッサリと切られた髪。前髪から除く目は、鋭く、口調も服装もはっきり言って男ぽい。
『お、女の子?』
『何か悪いのか?』
唖然とした僕に、スカした口調で返して来た。
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