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助け船を出してくれたのは、雅紀叔父様。
「先生方」
雅紀叔父様は先生達に目配せをして、対応を任せる。
「柏木さん、里中くん、本当に素敵な舞台でしたよ。お疲れ様でした。少し休んでくださいね。」
雅紀叔父様は、学院長の顔でいう。
「学院長、ありがとうございました」
私が笑顔で言うと・・・一瞬嬉しそうに笑った。
私達は再度舞台裏に戻る。
「学院長が収めてくれて良かった。」
私はほっとする。
「そうだね。そろそろ着替えようかな」
里中くんはそう言って控え室に向かって行ったので、私も着替える為に控え室に入った。
制服に着替えて、控え室を出ると、里中くんが待っていてくれたみたい。
「柏木さん、この後どうする?」
「少しは仕事抜きで文化祭を回りたいよね」
「じゃ一緒に回ろう」
里中くんがそう言ってくれたので、一緒に回ることにする。
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他のクラスの出し物に行ったり、お茶も出来たりして、文化祭を満喫する事が出来た。
そして、夕方、衝撃が私達を襲う・・・
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