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「あのー…」 「何でしょうか?」 「年齢はおいくつなのでしょうか?」 「貴女の1つ上ですよ。」 「えっ?! 1つ上って事は18才…今年19才!? …ありえん! 30才過ぎたオッサンに見えるのだが。」 「そんなにはっきりと; 嘘ではないのですが。この格好がいけなかったのでしょうか。」 男の格好は黒のスーツに髪の毛はオールバック、眼鏡をかけていた。 私が発した言葉に、かなりショックを受けているようだ。 「あのー なんだか申し訳ないな。」 「いえ、貴女が謝ることではありませんよ。正装して来たのが、余計に貴女に不信感を持たせてしまった様ですし。」 .
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