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教室には沈黙が続いたが
「「「「ぅうおおお――――――――!!!!」」」」
教室には歓声がうまれた。数十人はマーニの方によったがそれ以外は“女の子”に近寄りスゲーとか強いとか褒め称えた。
その中からさっきの女の子が出てきた。
「あの!」
「?」
「あの…その…さっ…さっきは…あっ…ありがとう///」
女の子はしたを向きながお礼を言った。
「どういたしまして。…あっそうだ!」
と握っていたペンダントを渡そうとした。しかしペンダントのチェーンの止め金具が壊れていた。
「壊れてる………」
女の子はかなり悲しい顔をしていた。
「………!ちょっと待ってね」
と“女の子”は「穴に通るかな」と呟きながら自分のしていた“2つの指輪が連なっているネックレス”を首から外しそのチェーンをとった。
そして女の子のしていた金のペンダントの穴に通した。
「やった!」
「ちょっと待って!あなたのはどうするの!?」
「“僕”のは大丈夫!いいからいいから。はい後ろ向いて。」
と女の子はしぶしぶ後ろを向いた。そしてペンダントをつけてもらった。
雪肌のような白い肌に輝きを増した金色のペンダントはとても似合っていた。
「うん!凄い似合ってるよ♪」
「///……」
女の子はまた下を向いてしまった。
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