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「それじゃあ、とりあえずホテルに行こっか」
「そうですね。こっちです」
荷物を抱えて歩いていくと、一際大きなホテルに着いた。
「……あのさ、私あんまりお金ないんだけど…」 クルーエルは弱冠緊張気味に言った。
ホテルは任せて下さい、というのでネイトに頼んだが、予想外の立派さに驚いていた。
しかし、
「あ、お金のことなら大丈夫ですから早く入りましょう」
ネイトはそう言ってホテルに入っていった。
「あっ!ネイト!」
追い掛けるようにクルーエルも続いた。
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