317人が本棚に入れています
本棚に追加
結構長い時間が経っていたんだろうな。
だなんて、頭で時間を認識してしまったら
ずっと正座していた足が急に悲鳴をあげだした。
転んでしまって、全然痛くない!って思ってたけど
擦り傷をみたら、すっごく痛くなった。
みたいな感じなのかなあ。
ぴりぴり、じんじん、そわそわ。
両足を投げ出し、並んだ座布団にころげた。
大の字になって天井を見れば、綺麗な木目が続いている。
そこに、お線香の白い煙がゆらゆらと漂っている。
.
最初のコメントを投稿しよう!