第4話 皇神の信仰

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「おまえか・・・久しぶりだな。 前の世界での決戦前夜以来だ。 おまえはいったい何者なんだ? もしかして、邪神なのか?」 俺は声にそう問い掛ける。 「俺が邪神だと? ククク・・・笑わせてくれる。 まだそんな事で悩んでいたのか? 俺はおまえだ・・・ 良い意味でも悪い意味でもな。 何も恐れる事などない・・・ おまえは魔剣『ライト・リーダー』を奮って戦えばいいんだよ。」 声はそう返す。 「それじゃあ、答えになってないだろ!? おまえは何なんだ!?」 俺はそう声を張り上げる。 「ククク・・・今は言えない。 だが、これだけは言える。 俺は古の戦いには参加してない。 これだけで十分だろ? 要するに俺は唯一絶対神に恨みを持っている古の神ども・・・ 邪神とは違う。」 声はそう返す。 「そうか・・・ どうせ聞いてもまともに答えなどしないんだろうが、一応尋ねてやる。 おまえはこの世界で何をするつもりだ?」 俺はそう尋ねる。
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