†純白

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『んっ・・・っぅ』 唇を離す 酸素を求める淳の口の端から 液が伝う 『・・・ハァ・・んっ・・・苦しいだろ、馬鹿っ』 そんな顔で言われても 俺を煽るだけだ 涙をためている目 ほんのり朱に染まる頬 淳の全てが 俺をくるわす そして 俺に熱を与える 雪を 素手で 強く ずっと 握ると 手の平が 火傷をおうように。 .
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