東京での初痴漢

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それからほぼ毎日痴漢に遭っていましたが、『やはり駅に着く度一度降りて、痴漢から離れる』作戦を行なう日々でした。 これじゃ痴漢のやりたいようにやらせてるだけじゃん…… そう思いながらも撃退出来る程の度胸と勇気を持ち合わせていなかったんです。 考えに考え抜いて私はある作戦を思い付きました。 それは………… 鞄に油性ペンを忍ばせておいて、痴漢に遭ったらそのペンの太い方でそいつの手から衣服にまでべっとり(軽くでも……)つけてやろうと思ったんです!! 油性ペンだからなかなか取れなくて色々苦労するハズ!! そぅ考えました。 そして忍ばせておく事3日(くらいだった気がします)………… とぅとぅ痴漢に遭いました!! きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! 今こそあたしゃの腕の見せ所♪と思い鞄から油性ペンを出そうとしたら…………………… なんと!! その日に限って鞄がゴチャゴチャしていて、おまけに混んでいた為、鞄から油性ペンを出す前に目的駅に着いてしまったんです…… 私の完敗でした。 でも鞄が常に綺麗な人はこの作戦いけるかも!!(笑)
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