始まり

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一方、ずぶ濡れだった女の子は赤いジャージをきて昇降口の靴箱の前にいました。 「はあ…マジで最悪…。 気がすまねーっての! ……ん?」 女の子の視線の先には、不幸な少女のくたびれた革靴がありました。 女の子の唇が三日月のように不気味に歪みます。
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