2007年4月

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丁度そこには会社の先輩と社長がいた。 『おい、どした?大丈夫か?』 「あっ、はい。大丈夫です。ちょっと大事な人が亡くなった知らせを受けたので。でも仕事はきちんとするので心配しないで下さい。」 私の仕事は当日休む事のできない仕事。 それに、仕事でもしていないと自分が狂いそうで恐かった。 ただ仕事を始めたはいいが上の空で少しミスをしてしまった。 それでも何とか順調に午前の仕事を終らせた。 お昼休みになりぁゅに電話をかけた。 「もしもしぁゅ。朝はごめんね。」 『ぁゅは大丈夫だけど、みか本当に大丈夫?』 「まぁ、何とかね。まだ現実に起こった事か実感無いからやっていけるよ。」 『今日みかが仕事終わったらしゅんの所行ってみる?不安だったらぁゅ一緒に着いて行くし。』 「行きたいけど、しゅん見たら現実を受け止めなきゃいけないんだよね。」 『まぁそ~だね。でももう逢えなくなっちゃうんだよ。』 「それは嫌。しゅんに逢いたい。」 『じゃ~仕事終わったら行こう。』 「分かった。仕事終わったらぁゅの家まで行くね。」 『待ってる。気をつけて来るんだよ。』 「ありがと。じゃまたね。」
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