容疑者はリビングデット?

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白い光が、視界を支配していた。 後頭部の痛みに伴い、ぼやけた視界が次第にハッキリしてきた。 気付けば僕は自分の部屋で横になっていた。見慣れた木目張りの天井と、蛍光灯の光が、僕の意識を現実に引き戻したのだ。 僕の隣りには、左目の周りに青ずみを作った良太郎が胡座をかいてふて腐れていた。
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