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あの理事長のビックリ会見から次の日、ついに学校がはじまった。
学校では騒然となっており俺と栞、知沙、準希と零で登校をしている訳なんだがやたらと視線を浴びている。
「これじゃ手つないで登校なんかいってる場合じゃないですね。」
「そうだな…………………物珍しい目で見る人もいればなぜか殺気だった目をしてる人もいるな…………………」
きっと理事長が言った最後の言葉のせいだろう………………でも、誰が別れるもんか!!
「ねぇ、たー君、確か去年と一緒だったら今日から帝姫の予選が始まるんだよね??今年はちゃんと推薦してくれるんでしょ??」
「あぁ!!そういえばそんなのあったな♪栞はもう帝姫だから予選はなかったよな………………オッケー♪絶対知沙のこと推薦するよ!!」
「絶対だからね♪よし、去年は辞退しちゃったから今年こそは帝姫になるぞ!!」
まあ俺じゃなくても零に推薦してもらえたら知沙は予選通過できただろうけどな♪
「貴司、本選ではちゃんと私に入れて下さいね??」
「当たり前だろ??ってか別に俺が入れなくても栞は帝姫のまんまでいれるよ♪」
「貴司に入れてもらわないと意味ないです!!貴司が入れてくれなかったら………………私拗ねますからね!!」
拗ねるぐらいならまだかわいいもんだよ♪
「はいはい♪約束するよ♪」
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