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「とっ、とりあえず紹介するな!!アメリカ行ってた時のステイ先で出会った『クリス 愛』(くりす あい)ちゃんだ。」
「おい待て!!ハーフなのか??」
まあ零がそう言いたい気持ちもわからんでもない………………なんたってあーちゃんはハーフの割に綺麗な黒髪でサラサラだからだ…………目がコバルトブルーなこと以外はほんと生粋の日本人のようだ。
「お前…………………アメリカでこんなかわいい子と出会ってたのかよ!?俺が出会った中でもトップクラスにかわいいぜ!?」
「準希、あーちゃんはアメリカで有名人みたいなもんなんだ。所属してたチアリーダーがかなり有名でその中でも一際目立った存在だったからな………………」
そんな説明をしているとあーちゃんは栞の方へと歩きだした。
「………………………あなたが時音 栞さんね??たっちゃんと付き合ってるって聞いたけどそんな冗談やめてよね??」
なんだよ…………………さっそく一波乱あるのかよ……………
「冗談じゃないですよ??私と貴司はれっきとした恋人同士ですよ♪」
今の栞………………マジで怖いぜ……………………
「そうですか………………じゃあ別れて下さい♪あたしとたっちゃんは栞さんと出会う前からラブラブだったんだから♪」
「別れて下さいと言われて誰が別れるもんですか♪私達は今ラブラブなんですよ♪」
あぁ…………………女の戦いだ…………………ほんと末恐ろしいな。
「だったら、たっちゃんとのラブラブぶりでも見せて下さいよ??あっ、でもこんな人前じゃできないですよね??」
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