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法廷内での暴動
囚人服を来て裁判官の判決を受けていた所だ
指名手配『ランナー』が捕まったとあって傍聴席は満員だった
まぁ結果は当に分かっていた、奴らにとって俺たち
ランナーは敵だからな
傍にいる弁護士や警備員等の目が血走っている奴らに忠誠を誓った証だ
生き延びるために自ら
奴隷とかす輩も少なくない
そんな中、この茶番劇も終わりを迎えようとしていた
裁判官等が再び席に座り
「ご静粛に! 被告人
加賀美 功一。立ちなさい判決を言い渡す」
「はぃ…」
俺は加賀美 功一
(カガミコウイチ) 何故、裁判所に居るのかと云うと早い話、奴らの罠にはまったからだ
俺は吸血鬼共が嫌らう
銀の弾丸の嵐を浴びせていた時だった。吸血鬼達の前に突然、幼女が泣きながら
現われて俺は咄嗟にその子を救おうと猛攻撃を与えていた… 俺は幼女に駆け寄り宥める用に声を掛けたが
周辺の吸血鬼共が突然笑いだしたんだ。俺は不気味に想い銃を奴らに向けながら
幼女の手を引っ張り立ち去ろうとした時だった
幼女の両目が深紅に光り
裾を捕まれたと思ったら
幼女から波動を受けて吹き飛び後頭部を強打し気を失い、気付いたら裁判所で
判決待ちだった…
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