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「雪?ちょっと聞いてるの!」
舞が目の前でチラチラと手を振り、
お弁当を食べるように促す。
「うぅ~だってぇ」
「あっわかった!
メール来なかったんでしょっ
落ち込んでるんだ!
もうすっかり恋の病だーねぇ。
落ち込む前に雪から打っちゃえばいいじゃん!」
えぇ~
私からぁ?ムリムリ!
なんてメールすんの?
………よくよく考えれば彼のこと何にも知らないし、
接点がない……どうしよう……
心の声を聞こえたのか?
口に出してたのかもわからなくなってたけど、
そんな私を見て舞がにやけながら
「メールなんてね、
あいさつから始めて一日の出来事なんかを打てばいいのよ!
そっちはどうだった?を付けときゃ返信あるはずだよっ」
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