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私の名前は大野、興味ほんいで探偵の香野の助手のような事をしている。
今はある地方の田舎の村にきている。
なぜ田舎の村に来ているのかと言うと、先日に香野の探偵事務所に相談に来た男から聞いた話しに香野が興味をもち、調べてみたいと言い出したからである。
事務所に来た男の名前は白川 勤。70才ほどのおじいさんだった。
白川さんはしゅうし落ち着かない様子だった。白川さんが体験した事を考えれば、それも仕方のない事だろう。
白川さんは香野にこう話していた。
「私は代々受け継がれた土地で農業をしているんです。私達の村は田舎で、過疎が進んでいまして、若い人はそれは大切にされるんです。
事の発端は3年前になります。3年前の夏でした。その日も蒸し暑く、農業をするのが大変でした。
私はいつものように畑に出て、夏野菜の収穫をしていたのです。
そんな時に誰かの叫び声が聞こえました。大変だ、大変だ。そう叫びながら隣に住んでる治郎が遠くから走ってきたのです」
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