第1話

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-約30分後- 着いた先は、住宅が立ち並ぶ団地だった。 あの家とは、比べてはいけないぐらい、ピッカピカの住宅があっちにもこっちにもある。 車から降りた瞬間。 あんぐりと口が開いた。 「さて、家に入るわよ」 (ほ…ほんとうに、母の妹ですか?) と、言わんとするぐらいにピッカピカの家が堂々と建っていた。 その家に川田夫妻が入って行く。 私もつられてその後ろに付いて入った。 「ただいま」 川田 真由が先に言い、その後から川田 和幸が言った。
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