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-約30分後-
着いた先は、住宅が立ち並ぶ団地だった。
あの家とは、比べてはいけないぐらい、ピッカピカの住宅があっちにもこっちにもある。
車から降りた瞬間。
あんぐりと口が開いた。
「さて、家に入るわよ」
(ほ…ほんとうに、母の妹ですか?)
と、言わんとするぐらいにピッカピカの家が堂々と建っていた。
その家に川田夫妻が入って行く。
私もつられてその後ろに付いて入った。
「ただいま」
川田 真由が先に言い、その後から川田 和幸が言った。
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