変化?

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「偶然翔太に会ってさ、俺と翔太って家が近いんだよ。だから一緒に帰ってもいいよな?」 そんな優先輩の言葉を否定する事は出来ずに、私はただ頷いた。 いざ、憧れていた翔太先輩が目の前に居ると言うのにも関わらず私は口を開く事はなかった。 私は2人の後ろ姿を見つめながらゆっくりと付いて行く事しか出来なかった。 「里桜、おいで」 優先輩の声に胸を弾ませて2人の元に駆け寄る私に翔太先輩はクスリと笑っていた。
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