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「それじゃあ…今日は、帰るか？」
「初日だしな」
「賛成！」
「まぁ、今日くらいは…」
左堂君がこっちを向いて言う…
「須藤…寮に行くぞ？」
「そっか…私、これから寮生活か!!」
「「「「今更かよ」」」」
うわぁ、ナイスツッコミ…
＊ ＊ ＊
「うわぁぁぁぁっ」
シャンデリアにソファー…キッチンに‥バスルーム…液晶テレビまである！
すごーい…
「小さいな‥ここ」
「はぁ…!?」
何ゆっちゃってんのこの人！
広いじゃん！
「…俺の部屋ここの２倍」
「……えぇーっ」
広すぎじゃない？
ここ…の２倍って…
相当なでかさですね…
「私の部屋なんてここの半分くらいなんですけど」
「よく、生活できたな」
「できますよ…普通に」
「あっそ」
失礼だなぁ…まったく！
あんたの部屋が普通じゃないんだよ…
「俺…寝るからな‥？飯はシェフが作って持ってくるはずだから」
「お…おやすみ～」
「おやすみ」
って…まだ、6時なんですけど…。
寝るの早い！
ーーー…
ーーーーー…
「しずかだなぁ」
左堂君が寝てしまって…数時間。
ほんとに…しずか…
そもそも、こんな広い寮室に２人って…
ロイヤルクラスの他の人達はこんなとこに‥１人なのだろうか…
「……テレビでも…見よー」
リモコンを取ろうと思ったとき、ふと…あることを思い出す…
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