序章

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「すみません~。」 木造のドアはギィーと音を鳴らすと、ドアの向こうから、凄い水蒸気を出した。 「え?シャワー…」 ドアを開けると、そこは小さな脱衣場を挟んで、すぐシャワールームであった。脱衣場とシャワールームの隔たりは、西部劇なんかに出てくる飲み屋の入口にあるような板キレ一枚で、ほぼ上半身は丸見えである。
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